マニラ留学はいつするべきか ー 大学生・社会人の特徴とメリット

Michael Buillerey

マニラ留学に興味がある全ての大学生と社会人にとって「いつ」のタイミングが良いのか解説します。夏休みだけの短期留学で英語力はどれくらい伸びる?一年の長期留学よる休学は就活にどう影響する?留学先にセブを選ぶ理由は?そんな不安や疑問の全てにお答えします。

大学生の留学

大学生留学
Photo by energepic.com from Pexels

大学生の留学は、期間は1週間ほどの短期から1年をこえる長期まで幅広く、留学のために休学する人も少なくありません。

主に以下の方法で渡航します。

語学留学英語などの語学習得を目的に、私費で留学する方法
認定留学留学中に取得した単位を日本の大学での卒業単位として認めてもらえる制度
交換留学大学が締結している大学へ留学する制度
海外インターン現地の企業や海外にある日系企業で実践経験を積むこと

特にフィリピン留学では、就職活動や将来にキャリアのために英語を勉強する人が多いです。また物価が安いため、大学生でもアルバイト代を貯めて渡航できます。

外務省の海外在留邦人数調査統計によると、フィリピンには1万5,000人をこえる日本人が住んでいると報告されています。約半分の割合の日本人がマニラに在留しています

日系企業が多く集まる首都マニラは、他都市に比べるとインターン生の募集が多いです。「英語+専門スキル」を身に付けたい人が集まる傾向があります。

マニラ留学はこんな大学生にお勧め

フィリピンのマニラでの留学に向いている大学生の特徴を3つ紹介します。

1.就職につながる英語力を身に付けたい学生

マニラは日本人が少ないために、集中的に英語を学ぶことができます。

英語の定着には学習によるインプットと実践によるアウトプットが欠かせません。特に英語初心者や初めて留学する人は、このサイクルを回すことが英語力アップのカギです。

日本人が少ない環境で英語に多くふれることが、結果として短期間での英語力アップにつながります。

TOEICなど試験対策に集中したい人にも、スコアアップによって就職のチャンスが増えるためお勧めです。

2.休学をして長期留学できる学生

マニラは語学留学の他に、海外インターンの受け入れも盛んです。これは首都のマニラに企業が多く集まっているからです。

しかし海外インターンは短期間の参加では、なかなか専門スキルが身につきません。できるだけ休学して参加できる人の方が、就職やキャリアに役立つスキルを身につけることにつながります。

3.海外就職を考えている学生

マニラには海外インターンの受け入れが多いとお伝えしましたが、企業が多く集まっている分、海外就職の窓口となることも少なくありません。

大学生から将来のキャリアの幅を広げるためにも、マニラでインターンの経験を積むことはお勧めです。

大学生にお勧めの留学期間

外資系企業への就職を希望する場合、TOEIC600点を超える英語力が必要です。

外資系企業のような多国籍な環境では、公共言語が英語であることが多いためです。

そのため、6ヶ月以上の長期留学で英語力をしっかり身に付けておくことが重要です。

就活で留学経験をアピールするためには、以下のことに挑戦すると役立ちます。

  • TOEICの受験
  • 海外インターンシップ
  • 現地企業やフィリピンの日系企業で働く日本人へインタビュー

TOEICスコアは英語力が客観的に判断できるため、多くの企業で重視する資格です。

また海外インターンで専門スキルを身につけることで、さらに採用されやすくなります。

外資系企業で働くなど未経験のことは、経験者に話を聞くことでイメージがつかめることもあるでしょう。

多国籍な環境で働く人にアポを取って、話を聞くことも効果的です。

特に大学1年生や2年生のうちに留学すると、帰国後にさらに英語力をアップできます。

今のうちにさまざまなスキルを身に付けて、就活に役立ててみてください。

いつ行く?大学生にお勧めの留学時期

大学の学年ごとに、その時期に長期留学するメリットとデメリットをお伝えします。

<大学1年生>メリット

  • 経験が少ない分、海外の価値観や文化を受け入れて刺激を受けやすい
  • 単位や卒業までの時間を気にしなくていい

<大学1年生>デメリット

  • 参加できるプログラムが少ない
  • 英語力が乏しいまま渡航してしまうこともある

<大学2年生>メリット

  • 語学留学や交換留学、海外の大学への編入など選択肢が多い
  • 就活まで時間があるため留学に集中できる

<大学2年生>デメリット

  • 単位を取りながら留学準備を進める必要がある
  • 経験が足りないとインターンでは悔しい思いをする

<大学3年生>メリット

  • 就活が近いため留学に目的意識が生まれやすい
  • 外資系企業への就職など選択肢が増える

<大学3年生>デメリット

  • 就職活動や卒業が1年遅れる
  • 留学までに単位を取り終わっていないと帰国後に忙しくなる

<大学4年生>メリット

  • 今までの経験を活かした留学やインターン生活を過ごすことができる
  • 休学中はギャップイヤーとして、就職まで1年の時間が生まれる

<大学4年生>デメリット

  • 帰国後は卒業論文と就活を同時進行する必要がある
  • 帰国すると友達はすでに卒業しているため大学に友人が少ない

大学生が留学するメリット

大学生のマニラ留学におけるメリットを3つ紹介します。

1.就職活動で有利に働く

マニラで語学留学と海外インターンの経験を積むことは、就職活動のアピール材料として活用できます。

留学の経験者や英語を話せる人はたくさんいますが、フィリピンのような途上国での経験者はまだまだ多くはありません。

さらには途上国でインターンとして働いた経験もめずらしく、就職の可能性が高まります。

また奨学金などの活用は少ないですが、費用が安いため長期留学も実現しやすいです。

将来なりたい社会人の像を明確にし、社会に出たときに必要なスキルを留学中に身につけることが効果的です。

2.同年代の友人以外のつながりができる

マニラなどの途上国に留学するのは大学生だけではありません。

近年は30代以上の社会人の参加も多く、今まで関わることが少なかった世代と知り合うきっかけになります。

社会人から話を聞くことで視野が広がることは多いです。

また就職活動のアドバイスを受けられることも少なくありません。英語学習だけでなく、さまざまな価値観や仕事への考え方を知ることが、将来のキャリアへの第一歩となります。

3.自由な時間を持つことで興味や視野、世界が広がる

大学生は自由時間が多いですが、日本から離れることでさらに興味の幅が広がることもあります。

特に海外は日本と価値観や文化が大きく異なるため、多くの刺激を受けるでしょう。自分の世界が広がることで、将来の可能性が広がります。

例えば国際協力に興味を持つ、外資系企業への就職を考えるなどです。選択肢が多いことで悩むことも少なくなります。

大学生が留学するデメリット・失敗例

大学生のマニラ留学におけるデメリットとその解決策を2つ紹介します。

1.食生活や文化の違いからのストレスとトラブル

フィリピンと日本では、食生活や住居、気候、文化、考え方など様々なことが異なります。

初めは刺激的に感じていても、途中からストレスを感じる人も少なくありません。

住み慣れた日本国内を心地よく思う人の方が多く、体調不良などのトラブルにつながることが多いです。

ストレスを溜めないためには大らかに考えることがお勧めです。神経質になりすぎると心身ともに疲れてしまいます。

英語学習にも悪影響を与えてしまうので、あまり考えすぎず違うものとして受け止めることが効果的です。

また帰国後はいくらでも日本食や日本での生活を楽しむことができます。これらを楽しみに今しかないフィリピンでの生活を楽しむことをお勧めします。

2.休学による就活と卒業が遅れる

大学生が長期留学をする場合、休学の手続きが必要です。しかし休学すると、半年間でも就活や卒業が遅れるため同級生と一緒に卒業できません。

授業だけでなくサークルや部活でも関わることが減るため、これに孤独感を感じる人も多いです。

しかし、同年代はない「ギャップイヤー」を手に入れたと考えてみてください。ギャップイヤーとは、1年間好きなことに取り組む時間です。

この時間により、自分のやりたいことや将来のキャリアが明確になることも少なくありません。

休学費用がかかる、就活スケジュールに圧迫感を感じることもありますが、必要な時間と考えて英語学習やインターンに取り組んでみてください。

大学生が留学を楽しむための心構え

大学生がマニラ留学を楽しむため、充実した留学にするための心構えを3つ紹介します。

1.留学で身に付けたいスキルを明確にする

留学する前にマニラで身に付けたいスキルを明確にしておきましょう。

スキルを身につけるために必要な経験がわかり、現地での時間をムダにしません。

ゴールから逆算して考えることで留学中の生活がより充実します。

2.同年代から年の離れた社会人まで積極的に話しかける

留学に来ているのは同年代の大学生だけではありません。10代から70代まで年代は幅広いです。

同年代は話しやすいですが、どうしても価値観や経験が似ており、なかなか新しい考え方を聞くことはできません。

将来の経験につながるきっかけを手に入れたい場合は、年上の人に積極的に話しかけてみることが効果的です。仕事や就活のアドバイスを聞けることも多く、視野が広がります。

3.観光も楽しむ

語学留学でも、週末は自由時間です。この時間に観光や旅行を楽しむことで、リフレッシュする人も多いです。

遊びの時間を持って、英語学習にメリハリを持たせましょう。

出発までの流れ

〜1年前:留学の情報収集を開始

まずは私費留学、認定留学、交換留学など留学スタイルを決定します。

それぞれのプログラムの申込期日などを確認して、手遅れにならないようにスケジュールを組みます。

〜6ヶ月前:留学プログラムの決定、申込み手続き

留学先の学校や滞在タイプなど、参加する留学プログラムを決定します。

休学する場合は、手続き期日もしっかりチェックしておきましょう。

〜3ヶ月前:パスポートの準備、ビザ申請

パスポートを持っていない人は取得します。留学プログラムに必要なビザ(学生ビザなど)の取得に向けて手続きを進めてください。

〜1ヶ月前:航空券、保険の手配

滞在開始日に合わせて航空券の手配をします。

セール情報などを常にチェックしておくと、格安チケットを確保できることもあります。1ヶ月前までに留学生保険にも加入しておくことで、留学中のトラブル対応も安心です。

〜1週間前:持ち物準備

留学先に必要な持ち物を準備してパッキングしていきます。

出発当日

いよいよ出発当日です!国際線は2時間前にチェックインが始まり、1時間前に受付終了します。余裕を持って空港には3時間前に到着するように家を出ましょう。

大学生が留学で失敗しないために

大学生留学を成功させるために、確認しておくべきことを3つ紹介します。

1.留学前にTOEIC400点を目指す

留学先で英語を一から勉強していては、せっかくのマンツーマンレッスンを活かすことができません。

レッスンはすべて英語のため、基礎ができていないとレッスンを理解できないからです。

授業は日常英会話で構成されており、そのスコアはおおよそTOEIC400点です。

留学前にこのレベルまで英語力を上げることで、現地で苦手分野を集中的に勉強できます。

2.海外インターンに挑戦する

フィリピン留学ではインターンシップの挑戦がお勧めです。

海外インターンシップを通して英語力以外の専門スキルが身につき、このスキルが将来のキャリアに役立つことがあるためです。

特にマニラは首都のためインターンの募集が多いです。

人生の計画を考えた上で、どんなインターンに応募すると良いのか、どんな資格が役立つのか、一度考えてみることをお勧めします。

3.帰国後の就職活動は早めに準備をスタートする

大学3〜4年生が留学する場合、早めの就活準備を心がけてください。

留学から帰国してから考えていると、時間がかかって就活が長引く可能性があるからです。

まずは留学前にどんな仕事があるのか、調べてみましょう。このときに気になった職業に英語が必要であれば英語学習に集中し、必要なスキルを身につけることに集中できます。

留学から帰国する1ヶ月前には、就職サイトに登録して、求人をチェックしてみてください。気になる企業があれば企業研究をするなど、海外からでもできることは多いです。

早めの準備で、幸先の良いスタートを切りましょう。

留学後のキャリアパス

マニラ留学の後は、例えば以下のようなキャリアを選択できます。

  • 現地採用
  • 外資系企業に就職
  • 日本で一般企業へ就職

それぞれ詳しく解説します。

現地採用で就職

マニラでは留学で英語を学んだあと、現地就職をする人も多いです。

現地採用では、例えば以下の職業に応募できます。

  • 語学学校
  • マーケティング会社
  • 不動産会社
  • コールセンター
  • 日本語教師

海外では学歴を重視されることが多いため、現地採用までに海外の大学へ進学する人も少なくありません。

外資系企業や日本で一般企業に就職するよりも給料が安くなる場合もあります。

しかし、多国籍な環境で働く経験ができるため「マニラが気に入った」「発展途上国に住んでいみたい」人が現地就職を選ぶことが多いです。

また現地でそのまま企業に応募する人と、帰国後に「やっぱり海外で働きたい!」と再びマニラに渡航する人に分かれます。

日本で外資系企業に就職

留学後、日本で外資系企業に就職する人も多いです。業界は例えば、金融・ホテル・サービス業などです。

海外からのお客さまが多いため、英語を活用できることを魅力に感じる人が多いです。

大学生のマニラ留学体験談

Aさんは就職活動を控えた大学3年生です。

しかしサークルや部活の経験がないために、就職活動でアピールできる材料があまり多くありません。

このことに危機感を感じたため、マニラで語学留学と海外インターシップへの挑戦を決めました。

現地ではまず英語を6ヶ月間学び、英語力を身につけることに集中しました。

そして残りの半年は、通っていた語学学校でインターン。学生対応やWebサイトの更新で、マネジメントとWebマーケティングのスキルを身に付けました。

帰国の1ヶ月前から就職サイトに登録していたため、帰国後はスムーズに就職活動をスタート。

結果的に、活動スタートから3ヶ月で外資系企業に内定しました。卒業は1年間遅れましたが、今も外資系企業で楽しく働いています。

このようにスキルがまだまだ少ない大学生でも、マニラ留学で就職活動や将来につながるスキルを身につけることができます。

社会人の留学

社会人留学
Photo by Startup Stock Photos from Pexels

社会人留学とは、企業で働いている人の海外で語学留学や大学留学を指します。

留学で英語や専門分野のスキルアップをしたことが、転職活動で役立つことも少なくありません。

社会人の留学野目的は様々ですが、下記のように仕事に関係するものが多くなります。

  • ビジネス英語を身に付けたい
  • 英語を基礎を身に付けたい
  • 専門スキルを学びたい

休職や退職は必要なことが多いですが、キャリアチェンジのきっかけにつながります。

留学はこんな社会人にお勧め

留学に向いている社会人の特徴を3つ紹介します。

1.海外の大学や大学院で専門分野を学びたい社会人

社会人でも大学や大学院に入学できます。

そのため語学留学で英語を勉強したあとに大学へ編入し、専門知識を身につける人も少なくありません。

社会人として働き始めてから初めてスキル不足を感じた人も多いのではないでしょうか。社会人は自分が身につけるべきスキルが明確なため、しっかりと現地での時間を有効活用しやすいのです。

大学留学や専門留学で、濃い時間を過ごすことができるはずです。

2.インターンシップでスキルアップをしたい社会人

インターンシップは、大学生がするイメージが強いのではないでしょうか。

海外では社会人も参加できるインターンシップが多く、スキルアップが可能です。

インターンシップで「新たな専門スキル」と「海外での就業経験」を得ることが、転職活動やキャリアアップで有利に働きます。

3.ワーキングホリデーを通して海外生活してみたい社会人

社会人の中にはワーキングホリデーに参加する人も多いです。

30歳までの年齢制限もありますが、観光や勉強、アルバイトと選択肢の幅が広く、現地でリフレッシュする人も少なくありません。

海外生活の体験をしておくことで、自分が現地採用や外資系企業で働くことが向いているのか確認もできます。

お勧めの留学期間

期間ごとに挑戦できる社会人の留学方法と、その留学を実現するための休暇を取得する方法を解説します。

1週間の短期留学

1週間の短期留学では語学の勉強ができます。GWや年末年始などの大型連休、もしくは有給休暇で渡航できるため、休職や退職の手続きは必要ありません。

語学学校で集中的に勉強すると、英語の基礎と学習方法を理解できます。

1ヶ月の短期留学

1ヶ月の留学では語学留学とインターンシップが可能です。特にマニラはフィリピンの首都のため、他のエリアよりも短期のインターンシップの募集が多いです。

コールセンターやイベントスタッフなどカンタンな業務が多くなりますが、海外で働く経験は可能です。

1年間の長期留学

1年の長期留学では語学の勉強とインターンシップ、大学や大学院への留学ができます。特にインターンシップでは、期間が長くなるほど難しい業務に挑戦するチャンスもあります。

長期的な目標と計画を持って取り組むことで、転職につながるスキルアップが期待できます。

いつ行く?社会人にお勧めの留学時期

それぞれのタイミングで留学に行くメリットとデメリットを1つずつ紹介します。

<社会人1年目>メリット

帰国後の転職活動でニーズがある

<社会人1年目>デメリット

新卒のため社会人経験がほとんどなく、転職活動でのアピールが難しい

<社会人3年目>メリット

キャリアアップやスキルアップのきっかけになる

<社会人3年目>デメリット

社会人としてのスキルが少ないため外資系企業などへの転職はハードルが高い

<30代>メリット

前職の経験やスキルとかけ合わせることで、キャリアチェンジしやすい

<30代>デメリット

英語を学ぶだけの留学では転職が難しい

<40代>メリット

経験が豊富なため、外資系企業からオファーを受けることが多い

<40代>デメリット

日本の企業に転職する場合、年齢を理由に採用されにくくなる

社会人が留学するメリット

社会人がフィリピンのマニラで留学するメリットを3つ紹介します。

1.帰国後の就職活動でのアピール材料が増える

社会人はすでに日本での就職経験があります。これまでと異なるスキルや英語力を留学中に身につけることで、帰国後の就職活動がスムーズに進みやすいです。

実践経験と日本での経験のアピールが貴重な人材だと感じてもらい、採用につながりやすくなります。

2.ビジネス英語などをすぐに実践できる

社会人の中には留学でビジネス英語を学びたいと考える人も多いかと思います。

日本で働いた経験があるからこそ「どのようなビジネス英語が必要か」イメージしやすいのではないでしょうか。そのため効率よく英語を学び、実践できることが多いです。

社会人の転職活動では即戦力が期待されるため、使用シーンを想定するとで効果的に学習できます。

3.MBAなどで専門分野の勉強ができる

社会人であればMBAなどのプログラムの受講ができます。MBAとは「経営学の大学院修士課程を修了した人に与えられる学位」です。

MBAは基本的に実務経験のある社会人しか受講できません。社会人だからこそわかるビジネス経験をもとに、仕事に必要な知識を身につけることができます。

社会人を経ての留学は、留学方法の選択肢も広がります。

社会人による留学のデメリット・失敗例

マニラにおける社会人留学のデメリットとその解決策を2つ紹介します。

1.休職や退職する必要がある

1週間などの超短期留学を除いて、社会人の留学は期間に関わらず休職や退職が必要です。1ヶ月を超える留学ならGWなどの大型連休と有給休暇で対応できないからです。

時間と費用は必要ですが、新たなスキルを身につけることで就職はしやすくなります。また転職で、年収アップする可能性も。少なくありません。目的を明確にして、現地で勉強に集中すれば安心です。

2.キャリアアップできるがリスクもある

社会人の留学はリスクもあります。就職活動において、留学期間を「人生から逃げた」「前の会社で失敗した」ととらえられることもあるからです。

しかし、留学の目的と経験をしっかりと伝えることで理解してもらえることは多いです。しっかりと面接で説明できるように、頭の中で整理しておくことをお勧めします。

社会人が留学を楽しむための心構え

社会人がフィリピンのマニラでの留学生活を楽しむため、充実したものにするための心構えを3つ紹介します。

1.年齢や社会人の枠を気にしない

留学先の学校には社会人や学生、定年退職した方など年齢がバラバラです。

どうしても同年代とばかり話してしまいますが、年齢や属性を気にせず気になる人には話しかけてみましょう。

異なる価値観や人生から刺激を受けて将来に影響を受けることもあります。同じ学校の人には、積極的に話しかけて仲良くなることを心がけてみてください。

2.海外の文化や習慣を受け入れる

社会人は20代から40代の留学生が多いです。この年代はどうしても価値観や考え方が完成しており、日本の生活にも慣れてしまっています。

そのため初めはなかなかマニラの文化や価値観、フィリピン人の習慣に慣れないことが多いです。

しかし留学中は現地に馴染む努力も欠かせません。海外での生活を通して、日本での生活を振り返るきっかけになることが多いからです。

現地の文化や習慣を受け入れて適応していきましょう。

3.コンドミニアムやホテルに滞在する

フィリピンの語学学校では学生寮での生活を勧めています。しかし社会人の中には「この年齢で共同生活はつらい」人も多くいるでしょう。

プライベートを確保したい場合は、コンドミニアムやホテル滞在がお勧めです。費用は高くなりますが1人の時間を楽しむことができます。

社会人の留学で役に立つ英語例文

社会人の留学は英語をあらかじめ学習しておくことで、留学生活が何倍も楽しくなります。

特に多国籍な学校ではルームメイトが外国人であることもあります。英語で積極的に話しかけることで、年齢や国籍が違っても仲良くなりやすいです。

そこで留学生との会話や海外旅行で役立つ英語例文を紹介します。

Hello/How do you do. My name is XX, pleased to meet you.

(こんにちは/初めまして。XXです。お会いできて光栄です)」

How long will you stay?

(どれくらい滞在する予定ですか?)

Where did you go for sightseeing?

(どこか観光へは行きましたか?)

I have been looking forward to meeting you.

(お会いするのを楽しみにしていました。)

Here is my business card.

(こちらが私の名刺です。)

最後の2つの例文は名刺交換のアイスブレイクとして活用できます。

これらを学生寮やインターン先で活用して、積極的に話しかけてみてください。

出発までの流れ

  1. 休職する場合は上司に相談(1年〜6ヶ月前)
  2. 語学学校との留学手続き準備開始(〜5ヶ月前)
  3. パスポート申請(手続きには10日~2週間かかります)
  4. 会社に退職の意思を伝えて引き継ぎ調整を行う(〜3ヶ月前)
  5. ビザ申請(〜2ヶ月前)
  6. 航空券の手配(〜2ヶ月前)
  7. 授業料の支払い(〜1ヶ月前)
  8. 会社へ休職願いを提出(〜1ヶ月前)
  9. 留学保険の申し込み(〜1ヶ月前)
  10. お土産など持ち物の準備(〜1週間前)
  11. 役所にて海外転出届の提出(14日〜1日前)
  12. 出発

▼関連記事

留学後のキャリアパス

留学後のキャリアパスを紹介します。社会人の帰国後のキャリアは、主に以下の4つがります。

  1. 現地採用で就職
  2. 日本で外資系企業に転職
  3. フィリピンで外資系企業に就職
  4. 日本で一般企業に転職

フィリピンのマニラは特に企業が集まっているため、現地就職や外資系企業への転職チャンスが豊富です。

また中には、以前勤めていた日本の会社に再就職する人も少なくありません。

留学で身に付けた英語や新たなスキルを通して、キャリアアップや部署移動を狙うことができます。

現地採用で就職

マニラの現地採用では、例えば以下の職業に応募できます。

  • 語学学校
  • マーケティング会社
  • 不動産会社
  • コールセンター
  • 日本語教師

外資系企業や日本の一般企業に就職するよりも、年収は安くなる可能性があります。

しかし、多国籍な環境で働く経験ができるため「マニラが気に入った」「発展途上国に住んでいみたい」人が選ぶことが多いです。

ビザが必要なため現地の企業と協力しながら取得する必要があります。

また現地でそのまま企業に応募する人と、帰国後に「やっぱり海外で働きたい!」と再びマニラなどフィリピンに渡航する人に分かれます。

日本で外資系企業に就職

留学後、日本で外資系企業に就職する人も多いです。業界は例えば、金融、ホテル、サービス業などです。

海外からのお客さまが多いため、英語を活用できることを魅力に感じる人が多いです。また外資系企業はスキル重視のため、前職の経験が評価されることも多々あります。

「前職の経験」「新たなスキル」をかけ合わせることで、大幅な年収アップも期待できます。

▼関連記事

社会人のマニラ留学体験談

Bさんは不動産会社で働く、社会人3年目の25歳です。

今の会社は第一希望で内定をすぐに承諾して働き始めましたが、少しずつ他の業種にも興味がわいてきました。

そこでマニラに語学留学と海外インターンシップの挑戦を決めました。まずは有給休暇と大型連休を使って1ヶ月の短期留学として渡航しました。

現地では英語を3週間学んだ後、語学学校のスタッフとして1週間働きました。

対面の仕事は不動産で経験がありましたが、お客さまは年齢の近い20代が中心。自分のようにキャリアに悩む学生のアドバイスを聞くうちに、やりがいを感じるようになりました。

短いインターン経験でしたが、Bさんがキャリアチェンジを考える大きなきっかけに。

帰国後は不動産の会社をしばらくしてから退職し、英語学習を継続。転職活動も同時に行って留学エージェントのカウンセラーとして内定しました。

その後も楽しく働き続けており、Bさんは今日も留学に悩む人の相談に乗っています。

このように社会人は短期留学でもキャリアを見つめ直すきっかけになることが多いです。

留学費用を格安に抑えるコツ

留学費用
Photo by rawpixel.com from Pexels

留学費用が安い時期に行く

航空券が安い時期の渡航が費用の節約になります。

例えば、以下の時期は安い航空券を見つけやすいです。

  • 1〜2月
  • 5〜6月
  • 11〜12月

これらはGWや年末年始、夏休みなど大型連休の前後だからです。大型連休や長期休暇は利用が集中するため、相場より1〜2万円ほど高くなることもあります。

これらの休暇が終わったあとは観光客が減るため安い傾向にあります。また、同じくオフシーズンも旅行者が少ないため留学費用が高くありません。

フィリピンであれば10〜11月です。雨季で台風も接近する時期のため通常よりは安く留学できます。

留学エージェントを利用しない

留学エージェントとは海外への留学手配の代理人で「留学専門の会社」と「旅行会社」の2種類があります。

エージェントでは留学について「国選び」「学校選び」「進路相談」などをサポートしてくれます。

日本人スタッフや現地スタッフがアドバイスをしてくれるため英語は必要ありません。留学初心者でも安心です。

留学エージェントには有料と無料のエージェントがあります。

有料のエージェントには「手数料」を支払い、留学に関わる手間を代行してもらいます。会社によっては、渡航前に基本的な英会話のコースを提供している学校もあります。

一方で無料の留学エージェントは手数料がかかりません。語学学校からの紹介料や販売手数料で収益をあげているためです。

ただし仲介料を節約したい場合は、語学学校の手配をネットで調べる、費用の振込を行うなど、自分で手続きを進める個人手配をお勧めします。

授業料が安い語学学校を探す

費用を考えるとき、語学学校選びも重要です。

マニラにある語学学校の学費費用(1ヶ月間)の相場は以下の通りです。

入学金5,000〜1万円
授業料+寮費10〜20万円
教材費1,000〜7,000円
合計12〜22万円

授業料が安い学校では7〜8万円dです。学校選びで格安留学を実現できます。

留学中の節約方法

留学中の節約方法を3つ紹介します。

1.外食は高いレストランを避ける

ホテルやコンドミニアム滞在では、自分で食事を用意します。

その際は観光客向けのレストランを避けて、ローカルレストランを選ぶようにしましょう。

観光客向けレストランでは1食1,000円かかることも少なくありませんが、マニラのローカルレストランでは1食500円以下で食事できることもあります。

フィリピンは物価が安いため場所を選ぶことで節約できます。

学生寮の場合は食堂があるため食費はほとんど必要ありません。外食するときの参考にしてみてください。

2.買い物は控える

留学中の買い物は控えることで滞在費を節約できます。

留学中も自由時間があるため、ショッピングモールなどで買い物もできます。

しかしモールは富裕層向けのため、衣服など日本のものと値段は変わりません。買い物しすぎると、出費が増えてしまい、費用が高くつきます。

買い物は留学後にするなど、メリハリのある生活で節約を心がけましょう。

3.平日は勉強に集中する

留学中は、平日は朝から夕方まで学校です。放課後も学校に残って勉強することで、ムダな出費を防ぐことができます。

学校では食事も提供されるためお金を使う機会がほとんどありません。平日は英語学習に集中すると、無意識のムダ遣いを防止できます。

英語力・キャリアアップに活かすコツ

キャリアアップ
Photo by Lukas from Pexels

大学・大学院進学をめざす

フィリピンで1年の語学留学をした後に、他国で大学編入が可能です。

大学に編入する方法は以下の3つです。

  1. 大学付属の語学学校で1年の語学習得プログラムを受けて編入する
  2. コミュニティカレッジ(2年制の大学)に入り、卒業後に4年制の大学へ入る
  3. 入学条件のTOEFLスコアを習得する

編入までの流れは以下の通りです。

  1. 付属の語学学校やコミュニティカレッジで英語力をあげる
  2. 学校を卒業、もしくはTOEFLなどで英語力を証明する
  3. 編入試験を受ける

語学留学から大学編入するメリットを3つご紹介します。

1.英語力を上げてから大学に入学できる

大学の授業は専門用語も登場するため、基礎を身につけておくことは欠かせません。

英語に集中してから専門分野を学ぶことができるため、大学入学後にしっかり学ぶことができます。

2.最終の学歴が「大学卒」になる

語学学校やコミュニティカレッジに通っていても、編入できれば最終学歴は「大学卒」です。

特にアメリカなど、先進国では学歴重視の傾向が強いため、就職活動でも経歴が有利に働きます。

3.費用をおさえることができる

マニラのコミュニティカレッジや語学学校から大学編入することで、費用をおさえることができます。

通常、語学学校+大学4年間の留学では、高額の学費が必要ですが、マニラなどの物価の安いエリア、もしくは2年間のコミュニティカレッジを経てから大学へ行くことで、合計費用を抑えることができます。

特に英語力が高まる語学学校のコース例

語学学校にはいくつかのプログラムやコースがあります。留学の目的にあったコースを選ぶことで、英語力も伸びやすくなります。

まずレッスンには、以下の2種類があります。

1.マンツーマンレッスン

フィリピンの語学学校は、講師と生徒が1対1で英語を話すマンツーマンレッスンが中心です。

内容は発音や英文法、リーディング、ライティングなど、学生の目的にあわせてカスタムされます。

2.グループレッスン

英語のレベルが高くなると、3〜5人のグループレッスンを受講できます。

内容はディスカッションやスピーチなど、マンツーマンレッスンよりは意見を伝えることが多くなります。

他の留学生の英語を聞くことで、自分の弱点や長所を確認できます。

TOEIC / TOEFL / IELTS特化クラス

就職や転職に役立つTOEICやTOEFL、IELTSなどの試験対策をするプログラムです。

テストごとに必要なビジネス英単語やリーディング、スピーキングの練習を行います。また講師もテストの受験経験があるため、直接アドバイスをもらうこともできます。

海外インターンプログラム

語学留学と海外インターンを経験できるプログラムです。インターン先は自分が通う語学学校や提携しているコールセンターが多いです。

午前は英語学習、午後はインターンで仕事と両方を同時に経験できます。

英語学習をしながらインターンシップをすることで、効率の良いインプットとアウトプットが可能となり、英語が定着しやすくなります。

英語教師宅でホームステイ

フィリピンでは語学学校の講師の自宅でホームステイも可能です。英語漬けの生活は、英語のアウトプットの機会が増えます。

ホームステイは、放課後も英語を話すようになります。勉強時間も大幅に増加するため、英会話に慣れやすくなります。

またこのときに失敗を恐れずに、どんどん話すことをお勧めします。講師から直接ミスを教えてもらえるチャンスのため、英会話の知識が正しく身につきます。

マンツーマンレッスンの相場

マニラ留学ではマンツーマンレッスンが中心です。留学費用は1週間で平均10〜20万円です。

レッスンが1日に4〜5コマのため、1つのレッスンにつき2,000〜4,000円の費用が発生している計算です。

ホームステイであれば、この高価なレッスンが放課後にも受講できるようになります。英語に触れる時間が増えるため、英会話スキルも伸びやすくなります。

英語力への効果アップにやるべきこと

留学中と留学後にやることをそれぞれ2つずつ紹介します。

<留学中>大学生は海外インターンシップに挑戦する

大学生はマニラ留学でインターンシップに挑戦してみてください。

マニラは首都のため、他のエリアよりもインターンシップの求人や職種が多いです。他のエリアにはめずらしい経験を積める可能性があり、就職活動のアピールポイントになります。

午前は語学学校、午後はインターンシップと柔軟に対応できるプログラムもありますので、無理なく続けてみてください。

<留学中>社会人は語学学校の勉強に集中する

社会人は語学学校で、英語の勉強に集中することをお勧めします。すでに就労経験があり、英語以外のスキルは身についている可能性が高いからです。

ただし英語学習の中でも、ビジネス英語や専門用語を集中して勉強してみてください。他の社会人と差をつけることができ、転職活動のアピールポイントになります。

<留学後>TOEICの試験を受ける

帰国後はまずTOEICの試験を受けましょう。TOEICは日本の企業が英語力を客観的に判断するテストであり、就職・転職活動のアピールにつながるからです。

中には「留学は遊びなのでは?」と疑問を抱く日本企業もいます。しっかりと英語を勉強した証明として、TOEICを受験してみましょう。

<留学後>ビジネス英語や専門用語を勉強する

大学生や英語初心者の社会人は、帰国後にビジネス英語や専門用語を勉強してみてください。

通常の英語学習は取り組む人が多いですが、これらはまだまだ取り組む人が多くありません。新たなスキルとなり、将来の仕事に役立つ可能性もあります。

留学を就活・転職に活かすためにやるべきこと

留学が就職や転職で有利に働くために、留学中と留学後にやることをそれぞれ2つ紹介します。

<留学中>インターン先で海外就職をした人の話を聞く

海外インターンをする場合、海外就職をした日本人が働いていることもあります。

彼らの話を聞くことで、海外就職のイメージを掴むことができます。自分に予定がなくても様々なキャリアを持った人の話を聞くことで、進路の幅が広がることもあるでしょう。

特に大学1、2年生など「就活はまだまだ先だ」人ほど、インターンなどを通してなるべく多くの人の話を聞きましょう。早めの準備が就活を楽にします。

<留学中>TOEICなど英語の試験対策を進める

留学中からTOEICなどの対策として英語学習を進めましょう。

特に社会人は英語の基礎が身についている人も多いため、早い段階からTOEIC対策に進んでも問題ありません。

ビジネス英語などを学びながら、転職後に英語を使って働くイメージを持ち続けることができます。そしてそのイメージは、勉強のモチベーションにもなるはずです。

<留学後>留学エージェントに就活の相談をする

留学エージェントを利用している場合、帰国後はまず利用したエージェントに就活の相談をしてみてください。

留学エージェントは留学相談だけではなく、帰国後の進路相談にも対応しています。カウンセラーは留学経験者も多いため、実体験をもとにしたアドバイスを聞くことができます。

<留学後>転職エージェントに相談する

社会人は留学エージェントだけでなく、転職エージェントにも相談しましょう。

転職のプロに相談することで、あなたのスキルをもとに適した業界や就活のアドバイスをしてくれます。また様々な業界にネットワークを持っているため、情報収集もしやすいです。

マニラとセブ、留学するならどっち?

フィリピンの大都市といえば、マニラとセブ。留学するならどっちが良いのか、比較していきましょう。

費用の違い

学生寮(1年間)

まず学生寮(1年間)の相場の目安です。

マニラ160円~180万円
セブ160〜180万円

税金(消費税)

マニラ12%
セブ12%

タバコやお酒などの嗜好品は、さらに6〜8%の税金が課されます。

物価

-マニラセブ
水(500ml)20〜40円20〜40円
コーヒー(カフェ)200〜300円200〜300円
タクシーの初乗り90円70円
ランチ200〜300円200〜300円
ディナー800〜1,500円800〜1,500円

フィリピン人の給料

マニラ4〜6万円
セブ3〜5万円

マニラの方が物価は少し高いですが、首都で仕事も多く、給料も高いからです。

家賃はコンドミニアムなど設備のレベルで変わるため、地価にも大きな変化はありません。

ただしマニラは首都で高級住宅街も多いため、セブ島より少し高額です。

特徴・メリット比較

それぞれの都市の特徴を見ていきましょう。

生活しやすさ(気候、文化、人)

マニラは気候面では過ごしやすいです。平均気温が27〜28℃と、日本の夏ほど高くありません。セブ島とほとんど変わりませんが、オフシーズンは観光客も少なく快適です。

一方で、治安はセブ島の方が良く、マニラは少し不安定です。そのため夜の一人歩きや暗い道を歩くときは、貴重品の管理などに注意してください。

フィリピン人は基本的に人懐っこくてフレンドリーな人が多いですが、あとをつけてくる、客引きがしつこいなど怪しい人には注意が必要です。

英語力を上げる環境

英語力をあげる環境は、日本人がセブ島よりも少ないためマニラの方がお勧めです。

マニラは首都ですが、英語の留学先としてはまだまだ浸透していません。

都市部にあるビジネスの場所のイメージが強く、仕事の数も多いです。語学留学のイメージは少ないですが、日本語を話す機会は少なく、集中的に勉強できます。

またインターンをすることで、キャリアアップも期待できます。

滞在施設の充実度(数、質)の面から比較

マニラの滞在施設は、まだまだクオリティーが高いとは言い難いです。セブ島はビーチリゾートで観光客が多く、外国人の受け入れに慣れているためからです。

滞在施設の充実度ではマニラは少し劣っています。マニラでクオリティーの高い施設に滞在したい場合は、ホテルやコンドミニアムがお勧めです。

費用は高いですが、外国人向けに作られているため、日本と変わらない水準で生活できます。

マニラの特徴・メリット

  • ビジネスの中心地のためインターンの募集が多い
  • 日本人が少なくて英語学習に集中できる
  • 留学後に他のエリアに渡航しやすい

セブの特徴・メリット

  • 日本人が多くてトラブルのときも安心
  • ビーチリゾート地のため観光も楽しめる
  • 治安が良くて安全

セブ留学について詳しく知りたい人は、「セブ留学専門サイト」をご覧ください。