マニラの短期留学と長期留学を比較 ー 1週間・1ヶ月の特徴とメリット

マニラの留学期間について短期留学、長期留学の違いだけでなく、1週間、1ヶ月、1年間でそれぞれの期間の特徴やメリットを徹底的に解説します!

短期留学と長期留学

マニラ語学学校
Basic English Camp

短期留学とは、1週間〜3ヶ月程度の期間の留学の指します。

3ヶ月以上となるとビザが必要な国がほとんどです。短期留学であればビザを申請する必要がなく、手続きもカンタンです。

長期留学とは3ヶ月以上の留学を指します。観光ビザや学生ビザ、ワーキングホリデービザなどの申請が必要ですが、「専門分野を学ぶ」「インターンに参加する」など幅が広がります。

留学期間によってビザの条件が異なり、特にフィリピンは注意が必要です。

短期留学と長期留学の違い

短期留学と長期留学の大きな違いは「必要なビザ」です。

多くの国では3ヶ月以内の短期留学にビザは必要ありませんが、一部の国では短期留学でもビザを申請する必要があります。

マニラで語学学校に通うために必要なビザは以下の通りです。

フィリピンで英語を勉強するすべての人は、SSP(Special Study Permit)の取得も欠かせません。SSPは個人での手続きができず、語学学校が申請を代行してくれます。

30日以内の短期留学

  • SSP(Special Study Permit)

30日以上の長期留学

  • SSP(Special Study Permit)
  • 観光ビザの延長費用
  • ACR-I Card(59日以上)
フィリピンのビザをもっと詳しく知る

期間別の留学費用を比較

留学期間によって費用相場の目安も異なります。

マニラで最も安い学生寮の相部屋に滞在した場合でも、滞在費の目安は以下の通りです。費用は語学学校の授業料や滞在費、食費などの生活費を含みます。

1週間15〜21万円
1ヶ月21〜33万円
3ヶ月63〜99万円

予算にあわせて留学期間を考えることも必要です。

留学中の生活スケジュール

1日のスケジュール例

マニラの語学学校に留学した場合の1日のスケジュール例を紹介します。

6:00〜7:00起床、シャワーや歯磨きなどの準備
7:00〜8:00レッスンの予習
8:00〜9:00朝食
9:00〜10:00発音矯正のレッスン
10:10〜11:10リスニングのレッスン
11:20〜12:30自習時間
12:30〜13:30ランチ
13:40〜14:40リーディングのレッスン
14:50〜15:50自習時間
16:00〜17:00TOEIC対策のレッスン
17:00〜19:30夕食
19:30〜21:00自由時間
21:00〜22:00宿題と翌日の予習
22:00〜23:30シャワーやネットサーフィンをして就寝

学校によっては、門限・外出禁止のルールや授業以外に単語テストがあるなどスケジュールは異なります。

目的に合った語学学校を選びましょう。

1週間のスケジュール

マニラの語学学校における1週間のスケジュール例を見てみましょう。

月〜木

語学学校でレッスンと予習・復習。英語漬けのスパルタ校の場合は、「平日は外出禁止」のルールがあるため、語学学校と学生寮から出ないです。

金曜日

毎週金曜日は卒業式があり、放課後に卒業パーティーが行われることが多いです。

土日

週末は外出できるためルームメイトと観光する、予習・復習をするなど個人によって過ごし方が異なる。語学学校によっては、追加レッスンの受講が可能です。長期留学者は他の島まで旅行やアクティビティをしに行く人も多い。

また、フィリピンの祝日はレッスンが休講になります。

出発までの流れ

フィリピン留学を決意したら以下の流れを参考に準備を進めてみてください。

  1. 申し込み(出発の90日前までに)
  2. パスポートの手配(申請から発行まで10〜14日間かかるため早めの取得がおすすめ)
  3. 授業料の支払い
  4. 航空券、保険の手配
  5. 出発

1週間留学

1週間留学

マニラをはじめとするフィリピン留学では、1週間の短期留学も受け付けています。

1週間の場合、日曜日にマニラに到着し、月曜日から金曜日までレッスンを受講。そして次の週末には帰国します。

1週間留学はこんな人にお勧め

1週間留学に向いている人の特徴を3つ紹介します。

1.休職や退職を避けたい社会人

社会人の中でも「長期休暇を取ることはできないけれど、休職や退職も難しい人」に1週間留学はお勧めです。

1週間留学は有給休暇を使わずに年末年始やGWを利用して参加できます。長期休暇をうまく活用しての留学は、社会人でも英語学習のきっかけを掴むことができます。

2.春休みや夏休みを利用したい大学生や高校生

1週間留学は長期休みを活用したい学生にもお勧めです。短期留学であれば、休学や退学する必要がありません。

出席日数や単位に影響がおよびにくいため、学生でも英語の勉強に集中しやすいです。また週末に観光もできるため、旅行気分も味わうことが可能です。

3.英語初心者で留学に不安がある人

英語初心者の中には「まったく英語が話せないから長期滞在は不安…」という人も多いです。その場合でも語学学校で短期集中して英語に慣れることは可能です。

また1週間の滞在であれば、そこまで異国での生活にストレスを感じることがほとんどありません。レッスンで学んだ英語学習の方法を帰国後の継続が、さらなるレベルアップも可能です。

帰国後も日本で英語学習を継続で、ストレスなく勉強を続けることができます。

1週間留学の費用相場

マニラに1週間の留学をする場合の費用内訳は以下の通りです。

滞在費+学費8〜10万円
渡航費(航空券)往復3〜6万円
ビザ(SSP)代15,000円
海外保険3,000〜5,000円
生活費(食費や交通費)5,000〜1万円
インターネット代1,000〜2,000円
合計15〜21万円
 

滞在先をホテルではなく学生寮が留学費用の節約になります。

1週間留学のメリット

マニラにおける1週間留学のメリットを3つ紹介します。

1.留学費用を節約できる

1週間留学は約15万円の費用からチャレンジできます。1ヶ月をこえる留学よりも数万円から数十万円の節約が可能です。

少額のため、高校生や大学生でも参加しやすいです。また、期間が短くても帰国後に英語学習を続けることはできるため、初心者でも勉強の効果が期待できます。

2.時間のない社会人や学生でも参加しやすい

1週間留学であれば、GWなどの大型連休、春休みや夏休みなどの長期休暇に渡航できます。そのため休職や休学の手続きが必要ありません。

仕事でなかなか時間が取りにくい社会人や就活を控えている大学生などでも参加しやすいです。日常会話の習得を目指して頑張りましょう。

3.海外の文化を感じられる

1週間の短い時間でも英語の基礎を学ぶことや海外生活の体験は可能です。

短期留学の経験が今後のキャリアや英語力アップに繋がります。異文化を体験して、今後の将来につなげてみましょう。

1週間留学のデメリット・失敗例

マニラにおける1週間留学のデメリットとその解決策を2つ紹介します。

1.慣れない海外生活にストレスを感じることがある

1週間の短い期間でも、生活環境が変わると不便を感じます。それらがストレスとなり「早く日本に帰りたい…」と感じることもあります。

1週間でもストレスを感じる場合は、週末に観光やアクティビティの予定を立ててみてください。留学後に楽しみがあることで、モチベーションが上がります。

留学生活でできた友達と行くことで仲も深まります。

2.ネイティブスピーカーのようなスピーキング力の習得は難しい

1週間の短期留学では、英語の基礎を学ぶことができます。

短期間の場合は英語力アップを感じにくいため、「留学は意味がない」と思う人もいます。しかし、短期留学の経験が勉強法など英語力アップについて考えるキッカケになります。

留学中に身につけた学習方法で勉強を継続することで、日本国内でも英語力アップは十分可能です。日本で外国人の友達を作るなど、英語を使う機会を意識的に作ることもお勧めします。

1週間留学で必要な持ち物

1週間留学では、以下の持ち物が必要です。

  • パスポート
  • クレジットカード
  • 常備薬
  • 海外保険の加入証明書
  • 日焼け止め

またフィリピンは日差しが強いため「サングラス」「日焼け止め」などの紫外線対策も用意していると安心です。

変換プラグなどは1週間留学にほとんど必要ありません。フィリピンは日本と同じAタイプのコンセントなので、充電器などはそのまま使用できます。

1週間留学を楽しむための心構え

1週間の留学を楽しむため、充実したものにするための心構えを3つ紹介します。

1.留学の学習計画を立てる

1週間という限られた時間のため1日でもムダにはできません。目標と計画を立てておくことで、留学の目的が達成されやすくなります。

2.中学英語までは日本で復習する

現地のレッスンはすべて英語のため、日本で中学英語までは復習しておくことをお勧めします。

日常英会話レベルである中学3年間の英語を復習しておくことで、留学生活をスムーズにスタートできます。

3.現地の文化や価値観を楽しむ

慣れない海外生活にストレスを感じることもありますが、留学中は現地の文化や価値観を楽しみましょう。

例えばフィリピンのマニラでは電車が時間通りに来ないことがあります。時間に正確な日本ではなかなかイメージできませんよね。

日本で生活していると当たり前に感じますが、実際は時間に正確な日本の方が珍しくて、むしろマニラのように時間によく遅れる国が多いです。

改めて日本の良さを発見するためにも、現地の文化を受け入れてみるのがお勧めです。

1週間マニラ留学の体験談

Aさんはアパレル企業で販売員として勤めている20代後半の女性です。

以前から留学に憧れていたものの、シフト制で休みが取りにくい職業のため諦めていました。

しかし、友達からフィリピンであれば1週間の留学でも濃い時間を過ごすことができると聞き、留学エージェントに相談。

マニラであれば日本人も少なく短期間でも英語力がアップしやすいと聞き、休みが取りやすい時期と合わせての留学を決めました。

短い時間でしたが、マンツーマンレッスンで濃い時間を過ごしたことで、簡単な会話なら理解できるように。

帰国後も英語学習を続けたことで、海外からのお客さまの接客を一通りできるようになりました。

このように休みが取りにくい社会人でも、1週間留学であれば参加のハードルが低いです。

また帰国後も英語学習を続けることで、効果を実感できます。

1ヶ月留学

留学

平日は勉強に集中しますが週末には観光を楽しむ時間も多いです。ある程度休みが取れて集中的に英語を勉強したい人にお勧めの期間です。

1ヶ月留学はこんな人にお勧め

1ヶ月の短期留学に向いている人の特徴を3つ紹介します。

1.短期集中で勉強したい社会人

1ヶ月の留学は短期集中で勉強できます。一定期間を語学学校で英語だけに集中できる環境のため、学習に中だるみがありません。

GWなどの大型連休では時間が足りないため、社会人は休職や退職が必要です。

しかしブランクが少ないため、転職活動を進めやすいです。観光をしたい場合は、帰国前に数日の時間を取ることも可能です。

2.春休みや夏休みを利用したい大学生や高校生

大学生や高校生にも1ヶ月の留学はお勧めです。春休みや夏休みは1〜2ヶ月の時間があるため、休学や退学せずに海外に渡航できるからです。

また1ヶ月もあれば短期のインターンシップにも参加可能です。特にマニラは首都のためインターン先に困ることはあまりありません。

卒業や就職活動にほとんど影響なく海外経験ができます。

3.英語初心者で初めて留学する人

1ヶ月の語学学校の滞在は、英語初心者でもある程度の英語力アップが期待できます。

語学学校では平日から週末まで、英語だけに向き合う時間を持つことが可能です。短期間でもレベルアップしやすく、日常英会話が身につく人も多いです。

また初めての留学でも、学生寮に入ることで食事や洗濯などの負担が減り、慣れない海外生活にストレスを感じません。英語だけに集中して勉強できます。

1ヶ月留学の費用相場

1ヶ月のマニラ留学にかかる費用相場の目安を紹介します。

滞在費(寮の場合)5〜10万円
渡航費(往復)往復3〜6万円
語学学校の学費費用 ・入学金 1〜1.5万円
・授業料 5〜10万円
・テキスト代 3,000〜1万円
海外保険1〜2万円
ビザ(SSP)代15,000円
その他交際費など生活費3〜4万円
合計21〜33万円

※滞在費には家賃、食費、電気ガス水道代等の光熱費、ネット代等が含まれます。

マニラの物価は、他のエリアより高いです。しかし、日本と比べると安く、外食や買い物を控えることで節約は可能です。

1ヶ月留学のメリット

マニラに1ヵ月留学するメリットを3つ紹介します。

1.海外の文化や習慣を感じることができる

海外生活に慣れるまで多くの人が1ヶ月の時間を必要とします。これ以上短いと旅行に近い感覚で、逆に1ヶ月より長いと慣れない環境にストレスを感じやすくなります。

1ヶ月という期間はストレスを感じにくく、フィリピンの文化や習慣を十分感じることができます。初めての留学でも、休暇のように楽しい気持ちを持ち続けたまま生活できるはずです。

2.短期集中で英語力アップの効果を感じる

1ヶ月間、英語だけに集中する時間を持つことで英語初心者でもある程度のレベルアップが期待できます。

初心者でも日常会話ができるようになり、帰国後のキャリアチェンジにつながるケースも少なくありません。休職や退職は必要ですが、転職やキャリアアップを考えている社会人にお勧めの期間です。

3.休学の手続きが必要ない

1ヶ月の留学であれば大学生や高校生は休学の手続きが必要ありません。夏休みの時間をすべてを利用すると、1ヶ月の海外留学が実現できます。

留学費用も20〜30万円前後で、欧米圏に比べると格安に留学ができます。留学費用の節約にもつながり、学生でも参加しやすいです。

1ヶ月留学のデメリット・失敗例

マニラに1ヶ月留学をするデメリットとその解決策を2つ紹介します。

1.留学の効果や意味を実感するまで時間がかかる

1ヶ月の短期集中で英語を学ぶことで、ある程度のスピーキング力は身につきます。

しかしライティングやリーディングなどの伸びをすぐに実感は難しく、ネイティブスピーカーのような流暢なスピーキング力など、目に見える成長はなかなか実感できません。

英語力アップの効果を期待する場合は、帰国後も英語学習を続けてみてください。英語力の定着を実感するには3ヶ月の時間が必要です。

1ヶ月の留学で学んだ勉強方法を日本での継続で、留学の意味を実感できるはずです。

2.海外生活を楽しむ時間が少ない

1ヶ月の留学で英語力アップを目指すならば短期集中が必要です。勉強の日々が続くため、観光をする時間は限られています。

海外生活を語学学校と学生寮で過ごすため、勉強が中心の生活です。海外生活も楽しみたい場合は、週末に観光を楽しむことをお勧めします。

平日は勉強、週末は友達と遊ぶことで、ストレスの少ないメリハリのある生活になります。また現地に外国人の友達を作ることで、より楽しい時間を過ごすことができるでしょう。

1ヶ月留学で必要な持ち物

1ヶ月の留学に必要な持ち物を紹介します。

  • パスポート
  • クレジットカード
  • 海外旅行保険
  • サングラス
  • 日焼け止め
  • 風邪薬や生理痛の痛み止めなどの常備薬
  • 折り畳み傘
  • スニーカー
  • 1週間分の衣服
  • ふりかけなど日本食

これらの荷物をつめるためには、50〜70Lのスーツケースが必要です。

40Lで1〜3泊に対応できる容量のため、1ヶ月の留学にはもう少し大きいカバンがお勧めです。荷物を減らしたい人は機内持ち込みができる40Lにおさまるように整理してみてください。

マニラの語学学校は基本的に食事付きです。学校の食事が合わない場合があるので、ふりかけなどの日本食を持っていくのがお勧めです。

一方で、以下のものは1ヶ月の留学で必要ありません。

  • 変換プラグ
  • シャンプーやコンディショナー
  • ビーチサンダル

日本とフィリピンはコンセントの形が同じAタイプのため、変換プラグは必要ありません。スマホやパソコンはそのまま充電できます。

またシャンプーやコンディショナーなどの日用品は、液体のため機内持ち込みができません。現地で調達して使い切ることで、スーツケースを軽くできます。

1ヶ月留学を楽しむための心構え

1ヶ月の短期留学を楽しむため、充実したものにするための心構えを3つ紹介します。

1.中学英語までは日本で復習する

現地のレッスンはすべて英語のため、日本で事前に中学レベルの英語を復習しましょう。

日常英会話は中学英語レベルのカンタンなものを使用していることが多いです。事前に中学3年間の英語を見直すことで、留学生活をスムーズにスタートできます。

2.他の留学生との文化や価値観の違いを楽しむ

多国籍な語学学校の場合、それぞれ育った環境の文化や習慣が身についています。そのため相部屋では、ルームメイトとの価値観の違いに驚くこともあります。

初めは戸惑うかもしれませんが、違いを楽しむ気持ちを持って接すると良い人間関係が築けます。ガマンできないときは「ルールを作る」「遠慮しないで意見を伝える」などすると、英語の練習にもつながります。

3.積極的に自分から挨拶して話しかける

学生寮に入る人は「知らない人ばかりで不安だな…」と感じると思いますが、入寮時は遠慮しないで自分から話しかけて自己紹介をしましょう。

明るい挨拶と積極的に話しかけると、好印象になり打ち解けるのに時間が掛かりません。

多国籍な学生寮でも、完璧な英語でないことを恐れる必要はありません。「ルームメイトと話したい」という気持ちを表すことが効果的です。

1ヶ月マニラ留学の体験談

Bさんは就職活動を来年に控えた大学3年生です。

外資系企業への就職を希望していましたが、なかなか英語力がアップしません。そこで就活に向けて1ヶ月の留学にチャレンジを決意。

就活が迫っているため、短期集中で英語を身につけることにしました。

短い時間を効率よく活用するために、日本人の少ないマニラへ。日本語を使う機会が少ない方が、英語を話す機会が増えて身につきやすくなると考えたからです。

マニラでは多国籍な学生寮にはじめは驚きましたが、積極的に話しかけることでどんどん友達が増えていきます。

また自分から話しかけることで英語の練習に。レッスンではライティングや発音を学んで、友達との会話でスピーキング力を鍛えていきました。

その結果、1ヶ月後にはスラスラと日常英会話ができるように。また帰国後も英語学習を続けたことで、就活前のTOEIC試験で800点のスコアを記録できました。

休学せず英語を身につけることに成功したBさん。結果として今、外資系の銀行で働いています。

このように1ヶ月の留学でも、目標と計画を立てることで効率よく英語を学習できます。

もっと留学費用を格安に抑えるコツ

留学費用

安い時期に行く

航空券が安い時期の渡航が費用の節約になます。

GWや年末年始、夏休みどの前後1〜2月、5〜6月、11〜12月は、安い航空券を見つけやすいですです。大型連休や長期休暇は利用が集中するため、相場より1〜3万円ほど高くなります。

休暇が終わったあとは観光客が減るため、安い傾向にあります。

また同じくオフシーズンも旅行者が少ないため、留学費用が高くありません。フィリピンであれば10〜11月です。雨季で台風も接近する時期のため、通常よりは安く留学できます。

留学エージェントを利用しない

留学エージェントとは海外への留学手配の代理人で「留学専門の会社」と「旅行会社」の2種類があります。

エージェントでは留学について主に「国選び」「学校選び」「進路相談」をサポートしてくれます。日本人スタッフや現地スタッフがアドバイスをしてくれるため、英語は必要ありません。留学初心者でも安心です。

留学エージェントには有料と無料のエージェントがあります。

有料のエージェントの中には、渡航前に基本的な英会話コースを提供している会社もあります。無料の留学エージェントは手数料がかかりません。語学学校からの紹介料や販売手数料で収益を得ています。

留学費用を節約したい場合は、語学学校の手配をネットで調べる、費用の振込を行うなど、自分で手続きを行う個人手配をお勧めします。

個人手配する

周りの留学経験者に聞くと、エージェント使わないでも留学できるって言われたことありませんか?

実際、語学留学の手続きは非常にカンタンで自分でも手続きすることで、余計な費用も発生せず、また留学エージェントの倒産リスクも回避できるのメリットが非常に多いです。

個人手配に不安がある人や費用を抑えたい人には、無料で個人手配のサポートをするサービスの利用がお勧めです。費用を抑え、自分に合った留学を実現しましょう。

LINE相談(無料)
予約サイト

授業料が安い語学学校を探す

費用を考えるとき、語学学校選びも重要です。

マニラにある一般的な語学学校だと1ヶ月の学費と滞在費で12万〜22万円ほどかかりますが、学校によっては7万〜8万円ほどのところもあります。

学校選びで格安留学を実現できます。

マニラの英語留学でお勧め語学学校7選!

留学中の節約方法

留学中の節約方法を3つ紹介します。

1.外食は高いレストランを避ける

ホテルやコンドミニアム滞在では、自分で食事を用意することが多いです。その際は観光客向けのレストランを避けて、ローカルレストランを選んでみてください。

観光客向けレストランでは1食1,000円以上するレストランもあります。一方、マニラのローカルレストランでは1食500円以下で食事できます。

フィリピンは物価が安いため、場所を選ぶことで節約できます。

※ 学生寮であればほとんどの学校が食事付きなので、食費はあまり必要ありません。外食するときの参考にしてみてください。

2.買い物は控える

留学中の買い物は控えることで、滞在費を節約できます。

留学中も自由時間があるため、ショッピングモールなどで買い物もできます。しかしモールは富裕層向けのため、衣服など日本のものと値段は変わりません。

買い物しすぎると出費が増えてしまい、費用が高くつきます。ショッピングは学校を卒業してから楽しむなど、メリハリのある生活で節約を心がけましょう。

3.平日は勉強に集中する

留学中は平日は朝から夕方まで学校です。放課後も学校に残って勉強することで、ムダな出費を防ぐことができます。

学校では食事も提供されるため、お金を使う機会がほとんどありません。平日は英語学習に集中することで、無意識のムダ遣いを防止できます。

英語力アップのコツ・キャリアアップに活かすコツ

英語力アップ
Photo by Lukas from Pexels

英語漬けになれる学校を選ぶ

短期留学の場合、EOP(English Only Policy)という英語環境の整った語学学校がお勧めです。

EOPは学校でも学生寮でも母国語を禁止するシステムです。放課後も英語で会話するため英語の知識が定着しやすくなります。

また放課後に英語を使って街を観光することも、現地の文化を感じながら英語を実践できます。短期集中プランの人には、特にお勧めの環境です。

日本人が少ない時期を狙う

1週間や1ヶ月の短期留学の場合、日本の人留学生が少ない時期の渡航がお勧めです。

夏休みは多くの学生が休みを取りやすいため、日本人の割合が高まります。

日本人ばかりだと英語を使うチャンスがなかなかありません。レッスンで勉強しても、すぐに日本語を使ってしまう可能性が高いです。

日本人が少ない時期に留学するだけでも英語を使う機会が増えます。例えば夏休みが終わる10月など、日本の学校や仕事がスタートする時期がお勧めです。

日本人が少なくなるため1週間や1ヶ月でも英語だけに集中できます。また、オフシーズンのため観光もしやすいです。旅行と兼ねて留学することもでき、リフレッシュも可能です。

特に英語力が高まる語学学校のコース例

語学学校にはいくつかのプログラムやコースがあります。留学の目的にあったコースを選ぶことで、英語力も伸びやすくなります。

まずレッスンには、以下の2種類があります。

1.マンツーマンレッスン

フィリピンの語学学校は、講師と生徒が1対1で英語を話すマンツーマンレッスンが中心です。

内容は発音や英文法、リーディング、ライティングなど、生徒の目的にあわせてカスタムされます。

2.グループレッスン

英語のレベルが高くなると、3〜5人のグループレッスンを受講できます。

内容はディスカッションやスピーチなど、マンツーマンレッスンよりは意見を伝えることが多くなります。

他の留学生の英語を聞くことで、自分の弱点や長所を確認することにも繋がります。

TOEIC / TOEFL / IELTS特化クラス

就職や転職に役立つTOEICやTOEFL、IELTSなどの試験対策をするプログラムです。

テストごとに必要なビジネス英単語やリーディング、スピーキングの練習を行います。また講師もテストの受験経験があるため、直接アドバイスをもらうこともできます。

海外インターンプログラム

語学留学と海外インターンを経験できるプログラムです。インターン先は自分が通う語学学校や提携しているコールセンターが中心です。

午前は英語学習、午後はインターンで仕事と、療法を同時に経験できます。

英語学習をしながらインターンをすることで、効率の良いインプットとアウトプットが可能に。英語が定着しやすくなります。

英語力への効果アップするためにやるべきこと

英語力アップの効果を高めるために、留学中と留学後にやるべきことを2つずつ紹介します。

<留学中>積極的にコミュニケーションを取る

1週間や1ヶ月の短期留学では学生寮に入寮し、関わる人と積極的に会話をしてみてください。

短期留学では主に、スピーキング力の伸びが期待できます。しかし会話をしなければ、スキルはなかなか伸びません。

まずは英語のフレーズを予習します。そして語学学校や学生寮、食堂などで他の留学生に積極的に話しかけて、英語を使う機会を増やしてください。

短期留学ではスピーキングに力を入れて勉強することで、1週間や1ヶ月でも英語力アップが期待できます。

<留学中>日本人相手でも英語で会話する

日本人が多い語学学校では、日本人とも英語で会話してみてください。特に短期留学の場合、日本語を禁止することで英語力は伸びやすくなります。

抵抗がある場合は「EOP(English Onli Policy)」への入学がお勧めです。母国語を禁止するため、自然と英語を使う環境が整っています。

授業で覚えたフレーズは復習のつもりで積極的に使用し、頭に定着させましょう。

<留学後>リーディングやライティングの勉強を続ける

短期留学の場合、現地で伸びるスキルは主にスピーキング力です。それ以外のスキルは帰国後に自分で勉強してみましょう。

特にリーディングやライティングの参考書は、日本で何種類も販売されています。語学学校でお勧めしているものを買って取り組んでみてください。総合的な英語力アップにつながります。

<留学後>SNSで英語を使って発信してみる

リーディングやライティングを学びながら、英語をアウトプットしてみましょう。お勧めはFacebookやInstagramなどのSNSを使うことです。

英語ユーザーが多いため、英語で反応が返ってくることもあります。留学中の写真を載せて、それに沿った英文を投稿してみてください。短期留学でも、日本で勉強を続けることで英語力はアップできます。

留学を就活・転職に活かすためにやるべきこと

留学が就職や転職で有利に働くために、留学中と留学後にやることをそれぞれ2つ紹介します。

<留学中>海外インターンシップやボランティアに挑戦する

短期留学でも海外インターンシップやボランティアにチャレンジしてみてください。

短期留学では英語の基礎習得になることが多いです。そのため帰国後も英語学習は必要ですが、これは日本でも継続できることです。

海外インターンシップやボランティアは、現地でしか体験できません。そのためスケジュールの合間をぬって、1日や1週間の短期プロジェクトに参加してみましょう。

短いですが、海外で働くイメージを掴むことができるはずです。インターンシップやボランティアは、留学エージェントや語学学校に紹介してもらうことができます。

<留学中>就職サイトや転職エージェントで求人をチェックする

どのような求人があるのかチェックできるため、留学から帰国する前に就職エージェントに登録しておくことをお勧めします。

特に短期留学は就活のスケジュールがせまっているため、留学と就職活動の並行は欠かせません。

自分が興味のある企業や業界をある程度知っておくことで、希望するキャリアに必要なスキルも明らかになります。

大学生は就職サイト、社会人は転職エージェントに登録してみてください。

<留学後>面接のアピールポイントを整理する

帰国後はアピールできる経験やスキルを整理しておくことで、面接でスムーズに話すことができます。

いきなり自分の経験やスキルを初対面の人に説明することはカンタンではありません。まずは文章で整理してから話す練習をすることで、本番でスムーズに伝えることができます。

<留学後>TOEICなどの試験勉強をスタートする

帰国後はTOEICなど資格試験の勉強をスタートしましょう。短期留学でも、数字で客観的な英語力を証明することで、面接のアピールポイントになるからです。

特に短期留学はスピーキングが伸びやすいとお伝えしました。そのためTOEIC試験では、L&Rのテストを受けて、リスニングやリーディングのスキルを証明しましょう。

大学・大学院進学をめざす

フィリピンで語学留学をした後に、他国で大学編入することも可能です。

大学に編入する方法

  • 大学付属の語学学校で1年の語学習得プログラムを受けて編入する
  • コミュニティカレッジ(2年制の大学)に入り、卒業後に4年制の大学へ入る
  • 入学条件のTOEFLやIELTSのスコアを習得する

編入までの流れ

  1. 付属の語学学校やコミュニティカレッジで英語力をあげる
  2. 学校を卒業、もしくはTOEFLなどで英語力を証明する
  3. 編入試験を受ける

語学留学から大学編入するメリットは以下の3つです。

1.英語力をあげてから大学に入学できる

大学の授業は専門用語も登場するため、基礎を身につけておくことは欠かせません。

英語に集中してから専門分野を学ぶことができるため、大学入学後に英語が付いていけずに単位を落としてしまうことを避けられます。

2.最終の学歴が「大学卒」になる

語学学校やコミュニティカレッジに通っていても、編入できれば最終学歴は「大学卒」です。特にアメリカなど先進国では学歴重視の傾向が強いため、就職活動でも経歴が有利に働きます。

3.費用をおさえることができる

コミュニティカレッジやセブ島の語学学校から大学編入することで、費用をおさえることができます。

「語学学校+大学4年間」の留学では、高額の学費が必要です。しかしマニラなどの物価の安いエリア、もしくは2年間のコミュニティカレッジを経てから大学へ行くことで、合計費用を抑えることができます。

マニラとセブ・期間別で留学比較

費用の違い

学生寮(1年間)

まず学生寮(1年間)の相場の目安です。

マニラ160円~180万円
セブ160〜180万円

税金(消費税)

マニラ12%
セブ12%

タバコやお酒などの嗜好品は、さらに6〜8%の税金が課されます。

物価

-マニラセブ
水(500ml)20〜40円20〜40円
コーヒー(カフェ)200〜300円200〜300円
タクシーの初乗り90円70円
ランチ200〜300円200〜300円
ディナー800〜1,500円800〜1,500円

フィリピン人の給料

マニラ4〜6万円
セブ3〜5万円

マニラの方が物価は少し高いですが、首都で仕事も多く、給料も高いからです。

家賃はコンドミニアムなど設備のレベルで変わるため、地価にも大きな変化はありません。

ただしマニラは首都で高級住宅街も多いため、セブ島より少し高額です。

特徴・メリット比較

それぞれの都市の特徴を見ていきましょう。

生活しやすさ(気候、文化、人)

マニラは気候面では過ごしやすいです。平均気温が27〜28℃と、日本の夏ほど高くありません。セブ島とほとんど変わりませんが、オフシーズンは観光客も少なく快適です。

一方で、治安はセブ島の方が良く、マニラは少し不安定です。そのため夜の一人歩きや暗い道を歩くときは、貴重品の管理などに注意してください。

フィリピン人は基本的に人懐っこくてフレンドリーな人が多いですが、あとをつけてくる、客引きがしつこいなど怪しい人には注意が必要です。

英語力を上げる環境

英語力をあげる環境は、日本人がセブ島よりも少ないためマニラの方がお勧めです。

マニラは首都ですが、英語の留学先としてはまだまだ浸透していません。

都市部にあるビジネスの場所というイメージが強く、仕事の数も多いです。語学留学のイメージは少ないですが、日本語を話す機会は少なく、集中的に勉強できます。

またインターンをすることで、キャリアアップも期待できます。

滞在施設の充実度(数、質)の面から比較

マニラの滞在施設は、まだまだクオリティーが高いとは言い難いです。セブ島はビーチリゾートで観光客が多く、外国人の受け入れに慣れているためからです。

滞在施設の充実度ではマニラは少し劣っています。マニラでクオリティーの高い施設に滞在したい場合は、ホテルやコンドミニアムがお勧めです。

費用は高いですが、外国人向けに作られているため、日本と変わらない水準で生活できます。

マニラの特徴・メリット

  • ビジネスの中心地のためインターンの募集が多い
  • 日本人が少なくて英語学習に集中できる
  • 留学後に他のエリアに渡航しやすい

セブの特徴・メリット

  • 日本人が多くてトラブルのときも安心
  • ビーチリゾート地のため観光も楽しめる
  • 治安が良くて安全

セブ留学について詳しく知りたい人は、「セブ留学専門サイト」をご覧ください。